2014/09/07

社会を一方の側面から、一方的に断罪する独善的な人間が発する文章を見ることがある。
根拠もなく、憶測のみ。自分で仕入れた情報はなく、ましてや自分でデータを収集することもない。
ただ「言い方が強い、断定的」であるというだけで無条件に信頼されそれを賛同する大衆。

そんなんがまかり通っているようじゃ科学の下地なんて育つわけがない。


以前にも何度も書いたけど、少なくとも日本社会というのは

自分が「信じたい」情報しか信頼しない。
「根拠」、つまり「客観性」とはどういうものか理解できないから自分の主張を疑うことができない。
そして偏らない知識や行動を以って独自に答えを導き出すことを絶対にしない。
でも昔、理由もよく知らずに叩きこまれた頭のどこかにあるよくわからない正義感だけが
子供やお年寄り、障害者、という分かりやすい社会的弱者をプロパガンダにして暴走する。

結局、自分で考えられないから
ちょっと考えればわかるようなデマですぐにアレルギー反応を起こしてわけのわからない騒動を引き起こす。


以前にも書いたな?

叩き直されるべき人間とは、利己的な理由で他人を殺傷するような分かりやすい類の人間だけでなく、
「安全圏」から石を投げつける大多数の「分かってないやつら」にも当てはまるのだ。

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